こんにゃくおんがく

まいにちすきなようがくりりっくをやくすだけのぶろぐ

Club Foot / Kasabian 和訳

club footは先天性内反足という異常な形状をした足を指す言葉ですが、曲の内容とは関係ないみたい。プラハの春で英雄と呼ばれたヤン・パラフ氏へ向けられた歌です。

ちなみにプラハの春とは1968年にチェコスロヴァキアで起きた自由化運動のこと。ソ連のようなガチガチの社会主義派から改革派に政権が渡り、言論の自由や市場原理を持ち込んだ独自の社会主義「人間の顔をした社会主義」を推し進めました。しかし、これが東欧諸国へ波及することを恐れたソ連が後にプラハを侵攻、弾圧。このプラハ侵攻はチェコ事件と呼ばれます。MVはこのチェコ事件を連想させるような内容となっております。

そんな背景を持つこの曲ですが、ホームであるイギリスではレスター・シティFCというサッカークラブの入場曲として使われているそうです。カサビアンの地元のサッカークラブであり、彼らも大ファンとのこと。確かに聞くと闘争心湧きますな。

One, take control of me?

一つ聞く、俺を支配する気か

You're messing with the enemy

それは敵に喧嘩をふっかけているようなものだ

Said it's two, it's another trick

ではもう一つ聞く、これも罠なんだろう

Messing with my mind, I wake up

俺の神経を逆撫でする気か、目が覚めたよ

 

Chase down an empty street

誰もいない通りでの追走

Blindly snap the broken beats

どこからともない攻撃に鼓動が乱れる

Said it's gone with the dirty trick

汚い罠に誰かが嵌まったようだ

It's taken all these days to find ya

やっとお前を見つけたよ

 

I tell you, I want you

お前を求めているんだ

I tell you, I need you

お前が必要なんだ

 

Friends, take control of me

友よ、指示をくれ

Stalking cross the gallery

俺はギャラリーへ忍び寄る

All these pills got to operate

薬が効いてきたようだ

The colour quits and all invade us

信号が消え、俺達への侵略が始まる

 

There it goes again

またか

Take me to the edge again

俺はまた崖っぷちへ追いやられてしまった

All I got is a dirty trick

俺は汚い罠に嵌められたんだ

I'm chasing down all wolves to save ya

俺はお前を守るために狼達を追い詰めよう

 

I tell you, I want you

お前を求めているんだ

I'll tell you, I need you

お前が必要なんだ

The blood ain't on my face

俺の顔に血はついていない

Just wanted you near me

ただお前にそばにいてほしかった

 

I tell you, I want you

お前を求めているんだ

I'll tell you, I need you

お前が必要なんだ

The blood ain't on my hands

俺の手に血はついていない

Just wanted you near me

ただお前にそばにいてほしかった

 

メモ

mess with~

「〇〇に干渉する、ちょっかいをかける」

 

trick

「騙す」「仕掛け」

 

snap

「パチン、ポキッという音を伴う動作」「キレる」「簡単なこと」

 

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