カリフォルニアでは6月になるとどんよりとした曇り空の天候が続くそうです。それをJune Gloomと呼ぶのだとか。この歌ではそんな天気にあてられてか、若者ならではの将来の不安もあってか暗く鬱々とした日々を送る様子が描かれています。メロディアスでどこかエモさやノスタルジーを感じるメロディーもいい。
それにしても、この時期のThe Likeまじ可愛いな。美人すぎる○○という言葉が10年以上前に生まれていたら彼女たちはきっと美人すぎるガールズ・バンドと呼ばれていたと思うよ。
Sunsets lost in skies of hazy greys
夕日はどんよりとした灰色の空に消えていった
June gloom sets in, puts me in a daze
6月の曇天は、私をぼんやりさせる
Nothing changes, all we do is wait
何も変わらない、私たちは待つしかない
Our hands hanging, shaking in dismay
手をだらりと垂らして、無気力につなぎ合わせる
'Cause everyone's afraid
みんな怖がっているから
Looks like the end of days
まるでこの世の終わりみたい
But it takes so much more for anyone to say
でも、まだ誰も言わない
"We need another way..."
「私たちは何かしなくちゃいけない」って
But if we wanted one, we'd do it just the same
でももしそれを望んだとしても、
私たちはきっとまた同じことを繰り返す
Winter's coming, still we're soaked in sun
冬が来ても、まだ私たちは太陽の光を浴びている
Summer somehow split us one by one
夏はなぜか私たちをバラバラにする
Days are darker than they've ever been
日々、暗くなっていくばかり
But who could tell when summer never ends?
でも夏は終わらないって誰にわかっただろう
The gaps will never mend
きっとこの溝が埋まることはない
Looks like the end of days
まるでこの世の終わりみたい
But it takes so much more for anyone to say
でも、まだ誰も言わない
"We need another way..."
「私たちは何かしなくちゃいけない」って
But if we wanted one, we'd do it just the same
でももしそれを望んだとしても、
私たちはきっとまた同じことを繰り返す
Words don't change a thing
言葉では何も変えられない
Sun disguises darkness
太陽は暗闇を隠してしまう
Wish that I could save you
あなたを助けられたらよかったのにって思うわ
Wish that I could stop this
これを止められたらって
Looks like the end of days
まるでこの世の終わりみたい
But it takes so much more for anyone to say
でも、まだ誰も言わない
"We need another way..."
「私たちは何かしなくちゃいけない」って
But if we wanted one, we'd do it just the same
でももしそれを望んだとしても、
私たちはきっとまた同じことを繰り返す
メモ
hazy
「霞んだ」「はっきりしない」
gloom
「陰鬱」「憂鬱」「暗闇」
The Likeの出身地カリフォルニアでは毎年春の終わりから初夏にかけて曇り空が続く。その天候をJune Gloom, May Greyなどと呼ぶそう。
daze
「靄」「ぼんやりする」
dismay
「幻滅させる」「やる気をなくさせる」
soak
「浸す」「染み込む」
mend
「修繕する」「直す」
disguise
「変装する」「隠す」