tread waterは元々「立ち泳ぎ」のことですが、水の中で動かないでいる様子から「物事が進展しない」「足踏み状態」の意味もあるとか。結局人というものは孤独なのさ、という諦めとそれでも生きてこ、という微かな希望を感じる哀愁漂う一曲です。
I've got nothing to say
何も言わない
I've got that makes this all worth while
すべてに意味があったんだ
I'm just treading water, just trying not to drown
溺れないように、水の中に立っている間
Fantasise about nothing with no one around me any more
一人きりで取るに足らないことを空想する間も
We've been working for something that won't work out no more
僕らは何かのために頑張ってきたけれど、もううまくいかない
Shut that door
だからドアを閉じた
All those other, pointless troubles, they come for free
他にも、無意味な悩みは放っておいたってやってくる
Under cover, no hides it, quite like me
ベールに隠されていてもその下には何もないんだ、まさに僕のように
I want you to stay there, so I can just be here
あなたが行かないでくれたら、僕はここにいられるのに
All alone, treading water as I go
一人きりで進もう、水の中を
I got nothing to say
何も言わない
I got nothing that might just make you, change your mind
あなたの気持ちを変えられるようなことなんて
Pray for time, but play for keeps
時間があればと願いながら、あなたをつなぎとめようと必死だ
We've been looking for someone who can keep the thrill alive
僕らはいつもスリルをくれる相手を求めてきた
Ride or die I hear her scream
乗らなければ死んでしまう、彼女の叫び声が聞こえるようだ
All those other, pointless troubles, they come for free
他にも、無意味な悩みは放っておいたってやってくる
Under cover, no hides it, quite like me
ベールに隠されていてもその下には何もないんだ、まさに僕のように
I want you to stay there, so I can just be here
あなたが行かないでくれたら、僕はここにいられるのに
All alone, treading water as I go
一人きりで進もう、水の中を
メモ
tread water
「立ち泳ぎをする」「(何の進展もなく)足踏み状態である」
play for keeps
「真剣勝負する」「本気でやる」
ゲームに勝ったら相手のビー玉をもらえる子供の遊びに由来するそう。『アメリ』で子供の頃に隠した宝箱が戻ってきたおじさんが人生最悪の日として回想するシーンで友達からせしめたビー玉をポッケに詰める、あれです。(わかりづらい)ビー玉をkeepするためのガチ勝負から"play for keeps"が上記の意味になったというわけみたい。