2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「この曲は彼女のマスターピースになる」と確信した人、「この曲は私の曲だ」と心底共感を覚えた人、多いのではないでしょうか。「私の愛は私のもの」というタイトルが示す通り、愛する誰かというよりは自分自身に向けたセルフラブ・バラードです。 ミツキち…
Yumi Zouma特有の曖昧で遠回しな表現満載で、寝落ちしそうになりながら取った授業のノートくらいよくわからないです。メロディーから伝わる儚いニュアンスを楽しんでください。 Working hard to make an autumn last forever 秋が永遠に続くように努めてる I…
哀愁漂う渋い雰囲気がいい感じのベッドルームポップ。ハートフルだけど結末にモヤッとする映画みたいなMVもいいね。 In the ward I said, "Don't die, " and then she died 病室で「死なないで」と言ったら彼女は死んだ I died and then I cried and then I …
ドラッグに溺れる友人または恋人を救おうとする様子が描かれたシリアスなムードの曲。サビにある"It's just a purple phase(パープル(ドラッグの名前)の時期)"にはドラッグを吸わなきゃやってられないほど悪い時期はすぐに過ぎ去るはずだという意味が込…
「人と関わるほど人が嫌いになり、人を嫌いになるほど人が恋しくなる。それが人間」というツイートを過去に見たことがあるのだけど、カルツも同じ価値観を持っているような気がします。この全力でネガティブを開示していくところ、大好きです。 Can't end, c…
タイトルは厨二っぽいけどダークな雰囲気とシニカルなユーモアがめちゃくちゃかっこいい。アレックス氏は邪眼の存在をガチで信じていた自身のおばあさんからインスパイアされてこの曲を書いたそうです。 Ooh, what's the colour of the next car? 次の車は何…
女性は子供の頃にギターではなくピアノを習い(アライナさんの実体験による)、男性に尽くし、ゆくゆくは子孫を残す。そんなジェンダーに対するステレオタイプについて言及している曲です。はるか昔から綿々と続く問題ですが、男も女もLGBTQもみんなハッピー…
Magdalena Bayの中でもひと際グルーヴィで妖艶な曲だと思います。80年代っぽくてどこか懐かしくキャッチーなメロディーも中毒性があってたまらないです。 Something chronic, bit demonic, I've been on the late shift ずっと続いている少し酷い気分、私は…
感情の浮き沈み、現状に対する危機感、変化を求める気持ち、または変わらなきゃいけないというプレッシャー...そんな不安定な自己の内面を綴っている歌だと思います。精神の安寧ってどうしたら手に入るんでしょうね。 Can I talk my shit? I くだらない話し…
スローテンポで癒しのメロディーなのですが、強迫性障害についての歌です。BENEEちゃんは車に乗ると交通事故に遭って死ぬんじゃないか、飛行機に乗ると3つ数えないと死ぬんじゃないか...そんな風に日常生活で過剰なまでの不安感に苛まれるそう。「気にするこ…
今年リリースされたアルバム『Variety Pack』から。ジャケットまじ可愛いっす。それは置いといて、どこかゆるっとおちゃらけた印象のあるMustard Serviceにしてはしっとり大人な雰囲気の楽曲です。それもまたいい感じ。 Late night driving 夜更けのドライブ…
甘美なノスタルジーを感じるドリームポップ。クライマックスにかけてドラマチックに展開していくメロディーにきゅんです。 I get lost and alone in my head 想像の中で僕は孤独に彷徨っている Find it in yourself to remind you what's left 残されたもの…
Peter The Human Boyは音楽の都オーストリア、ウィーンで活動するシンガーソングライター。ノスタルジー漂うドリームポップに癒されます。 Call me whenever you feel like you need someone to talk to 誰かと話したい気分になったらいつでも電話して I'll …
Lyn Lapidちゃんはフィリピン系アメリカンのシンガーソングライター。TikTokでティーンの支持を集める新世代のポップアーティストです。このposter boyもTikTok発信のもので、街中で可愛い男の子を見かけたことを冗談交じりに曲にしてみたらファンからリクエ…
日曜の朝のように穏やかで爽やかなポップソング。晴れた日に公園を散歩しながら聞いたら最高なんじゃないかな。ちょっと90年代っぽい懐かしさもあってお気に入りです。 Under the heat, I'm half awake 暑くてよく眠れない I've been hung up on yesterdays …
Beaちゃんなりの十戒のような、自分のルールについての歌を書きたいという思いからこの曲は制作されたそうです。自分を嫌な気持ちにさせることに縛られず、前向きになるためにやりたいことに集中しようという意味合いが込められているとのこと。他にもBeaち…
歳の差恋愛(たぶん)で手が触れ合うことには抵抗があるのに〇ックスはするってすごい恋愛遍歴だな。。それは置いといてハッピーエンドなんてないと初めからわかっていたような恋の悲しみや切なさを感じさせる曲です。もしや不倫? You were born too late …
この上なく繊細でどこか悲痛な思いが込められているように感じる切ない歌です。メンタルが究極に弱ってる時に聞いたらつられて泣きそう。個人的に曲中の”It's brave to bе nothing to no one at all(誰にとっても何者でもない存在でいるのは勇気のいること…
クィアであることを公表しているザ・ジャパニーズ・ハウスことアンバー・ベイン氏がもし自分に少年時代があったらという想像を元に作られた曲。自分のアイデンティティーを見つけたい、こんな自分を誰かに受け入れてほしいという願望が込められています。 I …
シーレモンことナタリー・ルー氏が幼少期から抱えていたホラー映画への熱中と恐怖をテーマとした曲。学園ホラーチックなMVもいい感じ。 Do you ever feel like you’re fallin'? 落ちていく感覚がしたことはある? I know I do 私はある My body gets stuck u…
27 Clubとは27歳で亡くなったミュージシャンを始めとする有名人たちのこと。死因は主にオーバードーズや自殺と言われています。この曲は自害してしまった大切な人が自殺を意識する年齢になるまでにそばにいてあげられたらどうなっていただろう、鬱に蝕まれて…
ビートメイカーのNohidea, ラッパーのBen Beal, シンガーのSophie Meiersのコラボ楽曲。Frank Sinatraの"I'll Never Smile Again"がサンプリングされています。都会的でおしゃれな雰囲気の中にオールディーズがミックスされているのがたまらなくかっこいい。…
素朴な宅録ポップとMVでクレイロちゃんが注目されるきっかけとなった曲。好きな人のために女の子らしい子になろうという気持ちが綴られた歌詞には、言外にステレオタイプ的な女の子らしさを押し付けられることの窮屈さが感じ取られ、まさにジェンダー・ポジ…
自分を愛することの難しさがテーマである曲。Z世代の日系アメリカ人コラムニスト竹田ダニエルさんの『世界と私のA to Z』を最近読みふけっているのですが、本書によるとここ数年アメリカでは自己肯定のあり方に変化が起きているそうです。少し前までは自分磨…
大人になって変わってしまった昔なじみへの複雑な気持ちが綴られた歌。私は最近小学校で一番のモテ男だった文武両道の爽やかサッカー少年がとある求人サイトで某会社社員として紹介されているのを見かけたんだけど、見事に普通のおっさんになっていて時の流…
The Go! Teamの新作アルバムから。アルバムごとにテイストをガラッと変えるアーティストも多いけど、The Go! Teamはアルバムの色を出しながらもファンの期待を裏切らないものを出し続けるからすごいです。この人たちの明るいカオスな音楽大好き。 It's on, f…
Her'sはリヴァプールで活動していたインディーロックデュオ。2019年にメンバー二人とそのマネージャーはツアーの移動中に逆走車に巻き込まれ命を落としてしまいました。そんな悲劇のバンドでもあります。私はつい最近彼らのことを知ったのですが、このポップ…
オーストラリア出身のサーフ×サイケロックバンド。どこか懐かしく陽気なサウンドに自然と心が緩みます。私もコンクリートジャングルと人混みから抜け出して太陽のジュース浴びたいな。。 Do you remember when you were young? 若かった頃の自分を覚えてる?…
いつもの朝も憂鬱な日も太陽が輝けばなんかいい気分。リラックスムードの癒し系ポップです。 I pick up the paper, walk to the station 新聞を取って、駅まで歩き Read about the writings on the wall 不安なニュースを読む I know when my train come 電…
天国みたいな極上ドリームポップと少女のような甘い歌声、古の詩人のような重みのある遠回しな表現。キュートだけど曲者で、なかなか他にはないバンドだと思います。Talliesはもっと伸びていいと思うんだよな~。 The less we know for the better 知らない…