2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
元恋人であり、バンドメイトでドラム担当であるMarshall Voreとの共作。微妙そうな彼との関係や、孤独感、金銭の問題など幸せとは言えない現実が綴られたうら寂しい雰囲気の曲です。最後繰り返される「よそ者にはなるな」というフレーズは彼女なりの教訓なの…
Radioheadのカバー。冒頭の歌詞"White wine and sleeping pills"は原曲だと"Red wine and sleeping pills"なのだけど、変えたのは彼らのモノクロへのこだわりからなのかな。 White wine and sleeping pills 白ワインと睡眠薬 Help me get back to your arms …
「多くのクィアの人たちが仲間の為に土地を買って好きにさせてあげたいと夢見ている。貧しい人が貧しいままなのは大抵、貧しい人のためにお金を使うからだ。」とフロントマンのJ McClendonは語っています。社会的弱者の悲しい現実がこの曲には込められている…
人々が抱く不安や偏執、存在意義について物思いにふけることについての歌だそうです。テーマは結構現実的だけど、ファンタジックで高揚感のあるメロディー。MVもフワちゃん並みにカラフルポップで可愛いです。 Down the road Where the kids don't play alon…
Pale Moonはアイスランドを拠点に活動するインディーポップデュオ。軽やかでプレイフルなおしゃポップサウンドにキュンです。 Stitch, stitch チクチク Machine are working full speed 機械がフルスピードで動いてる Notch, notch カリカリ I flip the next…
『フェイブルマンズ』で主人公の映画監督志望の少年が自分をいじめていたモテモテスポーツマン男子を明らかにヒーローっぽく見えるよう編集した高校の思い出ビデオを卒業パーティーで流した後、「なんであんな編集したんだ!俺はあんな人間じゃない!」とモ…
会社員の悲しき性、身に覚えがありすぎる歌詞が切ないです。まあでも、一日の大半を拘束されるとはいえ、毎日与えられた仕事をしていれば給料がもらえて、保険料もある程度負担してくれて、税金周りの手続きもやってくれるし、社会的信用も得られるって考え…
この曲はカナダ、ノバスコシアの孤立した村で育ったモリーさんの生い立ちがインスピレーション源になっているとのことです。歌詞ではある男性が川で亡くなったことが匂わされているように見えるのですが、これは実際の出来事ではなく村を出たいと野心を燃や…
Baby BugsはピンクヘアがキュートなBowie Rabasによる音楽プロジェクト。彼女は長年精神的虐待と精神疾患に苦しむ中、自分の思いを歌にすることが感情を表現する最適な方法であると気付き、精神病や宗教的トラウマ、不健全な人間関係といった重めのテーマの…
Wet Legさんのドライなユーモアセンスが光ったゆるくてププッと笑える曲。コロナによるロックダウン中に書かれたもので、その頃は外に出てもスーパーくらいしか行けず、入店待ちの列にいるとナイトクラブの列に並んでいるような気持ちになった思い出があるそ…
WalliceことWallice Hana WatanabeさんはLA出身のシンガーソングライター。Spotifyの人気プレイリストに曲が選ばれたことをきっかけに知名度が上昇、またSpotifyのインディーズ・アーティスト応援プロジェクトにも選出され、公式からも推されている注目株で…
「僕らはフレッシュな苺」というキラキラアイドルみたいなセリフで始まり、「え、可愛い」と思ったら、何をしても満たされず人生の目的を求めてもがく現代人らしい心境が綴られた歌です。信じられるものの必要性が印象的に語られていますが、確かに信用でき…
Indian summerは北米で言う小春日和のことで、秋の終わりから冬の頭にかけて時たま訪れる暖かい日和を指すそうです。実際暖かいというよりもはや暑いらしいですが、それは昼だけで夜は冷え込みます。この曲では、ある女性との関係が短い間に終わってしまった…
男性は理性的で女性は感情的、そうやって男女を対象的に表現するステレオタイプや女性の生きづらさについて言及している歌。うん、確かに感情を露わにすると「これだから女は」と言われる一方で、冷静沈着かつ論理的に相手を説き伏せたりすると「可愛げがな…
絶妙な洒落っ気とほのかな色気が漂うアリスさんの世界観を堪能できる曲だと思います。オシャンティって言葉がぴったり。 It's so cold in here ここは寒いわ Honey, would you come in? ハニー、こっちへ来て I just wanna take you for a spin 私はあなたと…
レイヴェイさんはアイスランド出身のシンガーソングライター。ヴァイオリニストだったお母さまの影響で幼少期からピアノやチェロを嗜み音大に進学するなど音楽の英才教育を受けており、15歳の時にはアイスランド版ゴット・タレントでファイナリストに選出さ…
他者とのつながりの喪失、孤独、そして分かち合う相手がいない世界がいかに陳腐であるかを綴ったデカダンな歌。SFチックな世界観もすごくいいです。 The frost, it looks like dust settled on the world After everyone's long been gone 霜は、ずっと前に…
この曲は恋人と別れた当日に失恋のショックを抱えたまま泣き声でレコーディングしたのだそうです。ちなみに歌い終わった時、彼女の親友たちはフライドチキンとチョコレートとティッシュを用意してくれていたんだとか。ステラさんのアーティスト根性と友達の…
不思議な空気を纏った歌詞が魅力的な歌だと思います。自己啓発本をハエ叩きに使ってすっきりしたっていうエピソードに彼女独特のユーモアも感じる。 Electrocuted in the bathtub バスタブで感電した Yellow black, my bruises become 私の痣は黄色に、黒に…
イギリス、ハンプシャー出身のシンガーソングライター。スーパーモデルのカーラ・デルヴィーニュとは友人同士で、彼女とバンドを組んでいたこともあるそうです。この二人の共演、見てみたい。 シリアスな雰囲気のこの"No Caffeine"はあれをしてこれをして。…
コンプレックスがあっていつも同じ髪型しかできない恋人に「そのままでも素敵だよ」と言ったり、別れた後に相手の方を何度も振り返ったり、そんなピュアな恋の描写にきゅんとします。可愛い。 You said you can't change your haircut 髪型を変えられないと…
内面の醜さやこれまでの失敗、間違いなど関係ないと感じさせてくれる人々と一緒にいること、本当に受け入れられていると感じることをこの曲では歌っているそうです。なんとなくオリエンタルみを感じるメロディーも素敵。 Piling in the Escalade エスカレー…
同性愛に対する周囲の目、それによってうまくいかない恋愛と歯がゆい思いが綴られています。彼はこういうテーマをよく扱っていますね。セクシャル・マイノリティーのリアルを感じます。 Clothes off, he needs to come through or cut me off 服を脱いで、彼…
恋人から敵同士になってしまった男女のストーリーが綴られています。タイトルの"Stockholmsvy"は被害者が加害者になぜか同情してしまう心理状態を表すストックホルム症候群を表したもので、この二人の間に複雑な感情の絡まりがあることを示唆しているようで…
ナッシュビルを拠点に活動するシンガーソングライター。穏やかなフォーク調のメロディーとうっすらと世界への絶望が滲んだ歌詞が個性的です。 You think it's ethically suspicious あなたは倫理的に問題があると思うのね To bring someone into a world lik…
キュートなドリームポップ。いい曲です。MVも素敵。 Maybe, baby ベイビー、もしかして The road's been bumpy lately 最近道が凸凹しているけど Does it mean I shouldn't give my love to you それって僕の愛は君にあげるべきじゃないってことなんだろうか…
1950年のアメリカ映画『ハーヴェイ』を元にした歌。ハーヴェイという大きなウサギを自分の親友だと思いこんでいる男性が主人公のお話です。このウサギはイマジナリー・フレンドで主人公以外には見えないのですが、彼はとあるパーティーで参加者にハーヴェイ…
BENEEちゃん曰く「超自虐的な曲で、自分が悲しんでいることを小馬鹿にした曲」であり、孤独を感じて落ち込んでいる人が「この人も同じことを感じているんだ、私は孤独じゃないんだ」と思えるように書いた曲なのだそうです。内容は失恋ソングだけどとてもポッ…
どんな心のコンディションで聞いても問答無用でカルピスのCM並みに爽やかな気持ちにさせてくれる。好き。 Chase that high that you provide 君が掲げた高みを追いかける Drive nine-five to feel alive 9時5分のドライブは生きた心地がする Tell my mind to…