ロサンゼルスのインディーフォークシンガーHelen Ballentineによる音楽プロジェクト。アーティスト名は厳ついけど曲調は繊細でメランコリックな雰囲気。
「私は自分の過去を振り返り、それを誰かにどのように説明し始めたらよいだろうかと考えながら『Whatever Fit Together』を書きました。私は、怒り、悲しみ、哀れみ、混乱など、さまざまな感情を通して若い頃の自分を観察し、それらはすべてある種の慈悲の念に達しました。私は、自分の過去を構成する矛盾を捉え、今の自分を定義しようと努めました。振り返ってみると、私は自分の人生を断片的に見ていたのです。真っ暗になった瞬間もあれば、非常に鮮やかな瞬間もあり、どこにも導かれていない瞬間もありました。曲を通して、それを非直線的な形でつなぎ合わせ、自分のバラバラな物語を受け入れようとしました」とこの曲について語っています。
I left home in the summer
私は夏に家を出た
I cried in the stairway
階段で泣いていたわ
When I hugged my brother
弟を抱きしめた時
I tried to hide my face
顔を隠そうとした
Slipped away like a sweaty hand
そして汗ばんだ手のようにするりと抜け出た
Let go and forgotten
放っておかれて忘れられて
Went along with whatever
何にでもついていった
Thought I knew what I wanted
自分が欲しいものはわかっていると思っていた
Never knew what I wanted
でも何もわかっていなかった
What do I want?
私は何を求めているのだろう
Do I want?
何を求めているのだろう
I awoke in a warm bath
温かいお風呂の中で目が覚めた
With words still in my head
頭の中にはいろんな言葉が留まったまま
They remain unspoken
それは口にできずにいる言葉
And follow me to death
死ぬまで私に付きまとう
What do I want?
私は何を求めているのだろう
Do I want anything?
求めているものなんてあるの
Do you ever look back?
振り返ってみることはある?
Does it all fit together?
それは自分に合っていると思う?
If we're here, does it matter?
私たちはここにいてもいいのかな
(If we're here, does it matter?)
(私たちはここにいてもいいのかな)
メモ
slip away
「挨拶せずに退出する」「静かに去る」