こんにゃくおんがく

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buttercup / Hippo Campus 歌詞和訳

ミネソタ出身のインディーロックバンド。最近知ってハマってます。Apple Musicのおすすめの精度の高さに驚いております。AIすげえ。このbuttercupは耳馴染みよく肩の力の抜けたおしゃれなメロディーに始まり、終わりにかけてエモーショナルさを増して盛り上がっていく感じがたまりません。歌詞は独特な言い回しが多く、正直言って癖がすごいですが、それも乙。こじれにこじれまくった恋愛についての歌です。

I’ll be fine on my own, she said

一人で平気だからと彼女は言った

I don’t need you inside my head

君のことなんて考えないよ

She’ll be fine on her own

彼女は一人で平気なんだ

She'll be fine on her own

彼女は一人で平気なんだから

I'll be fine on my own, she said

一人で平気だからと彼女は言った

All my love's wrapped in shades of red

僕の想いは赤の暗い部分に包まれた

She’ll be fine on her own

彼女は一人で平気なんだ

She'll be fine on her own

彼女は一人で平気なんだ

 

No holds barred in the ring so you'll fight me

リングの上なら遠慮はいらない、だから戦おう

Give 'em hell, give 'em teeth like you taught me

君が言ったように徹底的に痛い目見せてやるんだ

Tireless mess, seeking thrills, getting bitey

疲れも知らず、めちゃくちゃにスリルを求めて食らいつくのさ

When I'm in doubt

僕が疑っているときは

 

Pudgy face, kissing lace in the backseat

太った顔が後部座席でレースにキスしている

Wrinkled toss of the coin that I can't see

宙に投げたコインの溝なんて見えない

Punch forget out of you to be like me

君のことも忘れて殴るんだ、本来の自分に戻れるように

Where around is enough for a family

家族ならそばにいるだけで十分だろう

 

I’ll be fine on my own, she said

一人で平気だからと彼女は言った

I don’t need you inside my head

君のことなんて考えないよ

She’ll be fine on her own

彼女は一人で平気なんだ

She'll be fine on her own

彼女は一人で平気なんだから

I'll be fine on my own, she said

一人で平気だからと彼女は言った

All my love's wrapped in shades of red

僕の想いは赤の暗い部分に包まれた

She’ll be fine on her own

彼女は一人で平気なんだ

She'll be fine on her own

彼女は一人で平気なんだ

 

Growing pains, splaying rain on the high sea

痛みは膨れ上がり、海には雨が降り注ぐ

Scale a tree, snap a branch so you can't leave

木の皮は剝がれ、枝は折れ、君には何も残らない

On the ground, lost and found, understand me

地上の忘れ物取扱所にも何もない、わかってくれるかな

Putting words in my mouth, tryna get free

僕に言わせて、自由になろうとしてるんだろ

 

Solid punch, kind of eyes, make ‘em wobbly

固い拳、そんな目で見られると気持ちが揺らぐよ

Gothic vine, growing fire in the lobby

ゴシック調の蔦を伝い、ロビーは火に包まれる

Lighten up, buttercup, get a hobby

気楽に構えればいいさ、バターカップ、趣味を持ったりして

Yeah, swing, sucker, swing, finish sobbing

そうだ腕を振り、ぶん殴ってやるんだ、泣くのをやめて

 

She’ll be fine on her own

彼女は一人で平気なんだ

I'll be fine on my own, she said

一人で平気だからと彼女は言った

 

I'll be fine, I'm alright, it’s my body

平気さ、大丈夫、僕の体だから

Gonna stick to my guns like you taught me

君が言ったみたいに気持ちを貫くよ

Holy hell, I can tell that you hate me

ああくそ、君は僕が嫌いなんだってわかってるよ

Dying moon, keep me up, keep me waiting

消えかけの月は眠らせてくれず、僕を待ちぼうけにする

 

メモ

All my love's wrapped in shades of red

赤と言えば情熱の色ですが、同時に烈火のごとき怒りや血を連想させるものでもあります。このフレーズの"shades of red(赤の影)"は後者を比喩しているものと考えられます。

 

no holds barred

「どんな手を使っても」

レスリングに由来する表現。本来禁止されているホールド技を使ってもいい→「どんな手を使ってもいい」「無条件で」という意味に。

 

give them hell

「痛い目見せてやれ」

 

give teeth to / put teeth in

「○○を強化する」「(法律などに)実効性を持たせる」

 

tireless

「タイヤのない」「疲れ知らずの」「不断の」

 

pudgy

「丸々とした」「ずんぐりした」

 

Pudgy face, kissing lace in the backseat

このレースは下着のことなのでは?と考察されているみたいです。なのでこのフレーズは車の中でのいちゃいちゃを表現しているものと見られます。"pudgy face(太った顔)"は別の男か?

 

high sea

「公海」

 

scale

「規模」「うろこ」「(はしごなどを)よじ登る」「(うろこ、層の薄片を)はがす」

 

put words in one's mouth

「言わせる」

人の口の中に無理やり言葉を突っ込んでるようなイメージ。例えば、"Stop putting words in my mouth"は「そんなこと言ってないし!」という意味に。

 

wobbly

「グラグラする」「(気持ちや意見が)定まらない」

 

gothic vine

ゴシック調の蔦のデザイン。

 

lighten up

「心を軽くする」「元気づける」

 

buttercup

「キンポウゲ」小ぶりで可愛らしい花ですが、毒があります。この曲では文字通りの花ではなく、彼女を指しているようです。

 

stick to one's guns

「信念を貫く」