「素敵に怠惰」魅惑的な表現ですね。私もそうなりたいものです。
すでに怠惰ではあるからあとは素敵になればいいのだけど...それが問題である。
I've hardly seen her likes before
彼女のような人にはほとんど会ったことがない
Somewhere else, nowhere else before
どこか別の場所にも、どこにもいなかった
The girls in the spotlight evermore
未来永劫、スポットライトを当てられる女の子たち
Like no one before, forever more
今までも、この先会う誰とも違う
Bloody Marys, two for tea
紅茶代わりにブラッディ・マリーを2杯
Bubble bath and TV
泡風呂とテレビ
All the boys from Rock n' Roll
ロックバンドの男の子たち
Sometimes she likes soul
時として彼女が好むのはソウルだが
No one sees her lift a finger
誰も彼女がその腰を上げたところを見たことがない
What a singer, what a dancer, what a sinner
なんて歌姫、なんてダンサー、なんて罪深い人なんだ
Fabulously lazy
素敵に怠惰
All my work for what it's worth
僕が成したことに意味はあったのだろうか
Won't do me none
僕にとって価値はない
Can make you feel so right
君を上機嫌にできないのなら
All those wins are a loss
手に入れた栄光ですら敗北も同然
Can't be a winner if she's never lost
彼女が敗れない限り勝者にはなれないのだ
Her success is divine
彼女の成功は輝かしい
What a word for mine
では僕の場合なんと言い表したらいいのだろう
Daytime is a tragedy
昼間は悲劇のようだ
But now it smells like victory
しかし今は勝利の匂いがする
Who does she think she is ?
彼女は自分のことを何者と思っているのだろう
What a singer, what a dancer, what a sinner
なんて歌姫、なんてダンサー、なんて罪深い人なんだ
She leaves the world in envy
世界中から羨望の眼差しを受ける彼女
All is now, no maybe
今もそうさ、疑いようもなく
No one's left untouched
心を掴まれない人なんていない
She's so fabulously lasy
彼女は素敵に怠惰なのだ
Fabulously lazy
素敵に怠惰
メモ
hardly
「ほとんど○○ない、しない」
evermore
「永久に」「未来永劫」
ウォッカとトマトジュースをミックスして作るカクテル。
プロテスタントを大勢処刑し、「血まみれのメアリー」と呼ばれたかつてのイングランド女王、メアリー一世が由来。イギリスでは二日酔いに飲むお酒としてポピュラーな存在だとか。
lift a finger to
「腰を上げて○○する」
あまり気乗りしないことにやっとこさ取り掛かるといった意味合い。
基本否定形を伴って使われ、その場合は○○するのに指一本も上げない、つまり「何一つ○○しない」と言う意味になる。日本語で言う「指一本触れない」に似たようなイディオム。
Fabulously
「素晴らしく」
lazy
「怠惰な」
for what it's worth
「言っても意味ないかもしれないけど」「あくまで私見ですが」
確信がなく控えめに意見したい時や、何か教えたりアドバイスする時に「おせっかいだったらごめん」「知ってたらごめん」という気持ちを表すのに使ったりするそうです。
divine
「神の」「神々しい」
What a word for mine
「僕のものは何という言葉」
ここでいうmineは直前の"Her success is divine"から察するに、"my success"と言い換えられそうです。「彼女=神」と対比して「僕=何?」と考えているわけですね。
tragedy
「悲劇」「不運」
envy
「妬み」「羨望」
untouched
「手つかずの」「感化されない」