こんにゃくおんがく

まいにちすきなようがくりりっくをやくすだけのぶろぐ

Larkin's Parkin' / Mustard Service 歌詞和訳

『フェイブルマンズ』で主人公の映画監督志望の少年が自分をいじめていたモテモテスポーツマン男子を明らかにヒーローっぽく見えるよう編集した高校の思い出ビデオを卒業パーティーで流した後、「なんであんな編集したんだ!俺はあんな人間じゃない!」とモテ男くんが激高しながら悔し涙を見せたシーンを思い出しました。主人公はただただ呆気にとられた様子でモテ男くんが抱えていた葛藤が打ち明けられることも、それから主人公と親友同士になるなんて展開もなかったのが逆にリアルでよかった。めっちゃよかった。

この曲の登場人物、ラーキンもそんな人だったんじゃないかなあと思います。「そういえばあの人も苦しんでいたんだ、あの時手を差し伸べていたらどうなっていたんだろうな」と主人公のフェイブルマンくんも後年振り返ったことでしょう。

Hands on your knees and you're on the floor

床に倒れている君の膝に手を置いた

Strung out and drunk when you hit the door

ドアにぶつかった君はクスリでぶっ飛んでいた上に酔っぱらっていた

The whiskeys not on your side though

近くにウイスキーなんてなかったのに

Thought you had enough but you needed more

十分飲んでいたと思うけど、君はまだ飲み足りなそうだったね

 

Larkin’s Parkin’

ラーキンの車が停まってる

I think we should have asked him if he needed a ride

乗せてあげようかと聞いた方がよかったんじゃないかな

He’d been sulkin’

でも彼は機嫌が悪くて

I never really was that good at goodbyes

僕は全然別れの挨拶が得意じゃなかった

Hope you got home okay

ちゃんと家に帰れていたらいいけど

 

Larkin's kinda sad, said he wants to die

ラーキンは悲しそうで、死にたいと漏らしていた

I don’t know why I did but I asked him why

なんでかわからないけど、わけを聞いてみた

“Oh, it’s all too much and not enough”

「何もかもあるのに心が満たされないんだ」

Didn’t really think you were that kinda guy

君がそんなこと言うタイプだとは思わなかったよ

 

Larkin’s Parkin’

ラーキンの車が停まってる

I think we should have asked him if he needed a ride

乗せてあげようかと聞いた方がよかったんじゃないかな

He’d been sulkin’

でも彼は機嫌が悪くて

I never really was that good at goodbyes

僕は全然別れの挨拶が得意じゃなかった

Hope you got home okay

ちゃんと家に帰れていたらいいけど

 

I know you’re drowning

君は沈みかけているんだね

I’d say I’m drowning too

Like you

君のように、僕もそうだと言えばよかった

Stuck in a bottle with thеse demons at your heels

君の足元に転がっているボトルに悪魔と一緒に閉じ込められているよ

It’s not as bad as it feels

でも意外と悪くないさ

 

メモ

strung out

「(麻薬で)ラリっている」「疲れ切っている」

 

sulk

「不機嫌になる」「拗ねる」