歌詞がいい
ビリー・アイリッシュのカバー?ではなく同名タイトルの別の歌で、彼女とはまた違った意味で「あなたがゲイだったら」と歌っています。MVも素敵で、より叶わぬ恋の切なさが沁みます。 Picture this, you and me in the morning 想像するんだ、朝起きたら二人…
フィービー・ブリジャーズ本人によればこれは「インポスター症候群(何かに成功してもそれを自分の力によるものだと認められないこと)の歌」なのだそう。ずっと行ってみたかった日本に初めて行ってライブもできたのにまるで他人事のように感じた、そのとき…
簡単に言うと恋の障害についての歌。この曲では性格の違い、特に文化の違いについて言及されています。ミツキちゃんは日系アメリカ人で、アメリカの大学に進学するまではお父さんの仕事の都合で日本と世界各地を行き来していたそうです。(ちなみに日本語も…
人生は厳しいが幸せな思い出さえあれば生きていけるさ、って言うのは酸いも甘いもなめつくして今は山小屋でひっそり暮らすおじいさんくらいだと思ってたよ。 Honey I don't know what is sweeter ハニー、どちらの方が甘いのかな A spoonful of sugar or the…
ある日突然姿を消してしまった友達を偲ぶ歌。その友達がどうなってしまったのか、最悪な想像しかできませんが(実話なのか?)、こういうこと今の時代だとままありそう。とりあえず一回、『嫌われる勇気』読も。 Missing persons number has changed since …
皮肉っぽいユーモア満載だけど、今生きている人生が最高なんだぜ、というポジティブなことを歌ってます。あと、セラピーくそ食らえって主張を感じる。アメリカの映画やドラマってセラピーの場面よくあるよね。あれ見るたび、欧米のセラピーに対するハードル…
ゆるゆる脱力系メロディーなのに、実は意識高い系。ユーモアを交えながらあらゆる社会問題への示唆が詰め込まれた歌詞はなんだか池上彰氏のニュース解説を見ているよう。勉強になります。 I am living in an extra large box 僕は大きすぎる箱の中に住んでい…
友達からレイプ被害を告白されたことをきっかけにステラ・ドネリーさんはこの歌を書いたそうです。露出の多い恰好なんてするから襲われるんだ、と加害者よりむしろ被害を受けた女性の方が責められる現実に疑問を呈しています。また、男性優位社会、セカンド…
「友達のヴィッキーが近所に住んでいたら...」とひたすら想像を巡らせる中に2人の微妙な関係性が見え隠れし、こっちはこっちでニール(ボーカルの人)は彼女を本当はどう思ってんのかな?という想像が働く、それが楽しい歌。想像を掻き立てさせるような適度…
スローモーションの雨のシーンって映画やドラマでよくあると思うんだけど、この曲聞いてると新海誠クオリティーのそれが頭の中で再生される。うっとりするほどロマンティックでドラマチックな歌です。 I glow pink in the night in my room 私の部屋で、私は…
#MeToo運動によって浮上したウディ・アレンの養女に対する性的虐待疑惑からインスパイアされ生まれた曲。己の性欲のはけ口として女の子たちの人間性を無視し、利用する男性への怒りが込められています。軽やかでウィットに富んだ言葉と音楽で世界を変えよう…
数多の男性を虜にしてきたようなスーパー美人にいくら雑に扱われようともっとやって...!と言わんばかりにドMでベタ惚れな感じ、アクモンの歌だとよくある気がします。ロックの伝統を踏襲しているのか、それとも単にアレックス君が面食いなのか。 Your love …
自暴自棄になって薬と酒におぼれ、男とやりまくる19歳のニコールについてユーモアを交えながら綴られた歌。The Teenagersはこの曲がきっかけでmyspace(懐かしい)からブレイクしたそうです。彼らは基本ふざけた感じなんだけど、歌詞がセンスの塊なのよね。 …
この曲で言うバイオリンは不平不満を表す比喩。誰か僕のどうしようもない愚痴を聞いてくれ、という歌。自分を他人と比べて鬱になる様子に大いにシンパシーを感じるます。死ぬまで、死んで生まれ変わっても同じことで悩んでるかもって想像するとまた鬱になる…
私は誰にも愛されていない、誰からも必要とされてない、と絶望する歌詞が切なすぎるのですが、同じこと考えてる人がいるんだ。。という安堵感も覚えます。ミツキちゃんはSNSなんかで劣等感抱えまくりなミレニアル世代の心の代弁者ですね。 ほんとにさ、せめ…
ショパンの別れの曲がオリジナルとすれば、これはアレックス・ターナーの別れの曲であり、現代版の別れの曲だと思います。 I etched the face of a stopwatch on the back of a raindrop 雨粒の裏にストップウォッチの文字盤を刻み込み、 And did a swap for…
鬱鬱とした毎日から前を向き歩き出そうとする一場面が切り取られた歌。彼がどんな環境で育ち、何を思って生きてきたか垣間見え、なんだか感慨深い。 I drink to remember, I smoke to forget 思い返すために飲み、忘れるために吸う Some things to be proud …
この曲の歌詞大好き。怠惰を極めるダメ男くんと、あんたは私がいないとだめね!なんて言い出しそうなおせっかい女子。二人の凸凹でじれったい関係性の再現度超高い。 You're always like 君はいつもこうだ Why do you have to see your friends so often? な…
潔癖症なヴァージンと脳みそ欲まみれな爽やか男子のお話。若手俳優みたいな爽やかイケメンほど女食い荒らしてるって勝手に思ってる。 He's got a dirty mind, just don't know what you're gonna find 彼は野獣よ、何を目の当たりにするかわかったものじゃな…
毎日冴えないけど、人生なんてそんなもの。 Do you think everything, everyone is going mental? 全部、それにみんなおかしいと思わない? It seems to me we're spiralling outta control and it's inevitable 私にはみんなこじれててうまくいってないよう…
あの子は人生うまくいってそうなのになんで私はこんななんだ...という気持ち、わかりみしかないわ。いつか自分の番が来ると思って頑張るしかないのよね。 All my favorite socks are getting holes in them お気に入りの靴下は全部穴が開いてる All my favor…
ゲイカップルとその二人に割って入ろうとする女の子の三角関係が描かれた、ちょっとユニークなラブソング。 The Radio Dept.は同性愛を匂わす歌をよく作っているようですが、自身のセクシュアリティについては公表していないそうです。 Little girl just mov…
恋人との破局に至る一部始終がドラマチックに描かれております。短編小説を読んでいるような感覚になるくらい、アレックス君の文才が冴え渡っております。すごい。 そして、私はなんだか昔見たフェリックス・ヴァロットンの画を思い出します。ドラマの一場面…
胸がきゅうっと締め付けられるような切なさからのじんわり広がる多幸感。。これ一曲だけで恋愛映画の名作を一本観たような満足感です。長年洋楽オタクしてますが、もし死ぬ間際に子孫に残すベストプレイリストを作るとしたらこの曲は確実に入る。。 I don't …
どれだけ頑張っても見向きしない相手に「この人、ゲイだったらいいのに...」と悔しさを滲ませる、ちょっとひねくれた失恋ソング。自分に女としての魅力がないことを認めたくないのですね。その気持ちわかるよ。。 ちなみにビリーちゃんはこの曲を発表した後…
ちょっと奇妙なダンスパーティーでの一幕がほぼスポークンワードで語られる、ザ・ピペッツの中でも特にユニークな曲。ダンスパーティーの文化、憧れるな~。 There was this girl, and she looked like a school teacher ある女の子がいた、彼女は学校の先生…
何の変哲もない普通の人生を歩む人に囲まれながら、「自分は人と違う人生を歩みたい、成功したい」と野望を胸に抱く青年の心情が描かれています。 タイトルにもあるlightning boltは「人生を一変させる何か」を表しているように読み取れます。この曲のスマッ…
タイトルは元メッツ選手のMike Piazza氏のこと。あのビッグ・ボスとチームメイトだった時期もあるようです。この曲は彼について歌っているわけでなく、恋人未満だったとある女の子との思い出を野球を元に振り返っています。 サンフランシスコには60年代風の…
シェリル・クロウ女史の名曲。昔はテレビ番組のBGMとかでよく流れていた気がするけど、最近はあまり聞かないなあ。。ロードムービーのような世界観で、聴いているとアメリカ横断の旅をしているような気持ちになります。 そんな自然と没入できる歌詞もキャッ…
とあるカップルの出会いから別れまでを綴った曲。ベルセバの歌にはストーリーがあって面白いです。訳すのはしんどい。 Another sunny day I met you up in the garden ある晴れた日、僕は庭園で君と出会った You were digging plants I dug you, beg your pa…